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○四年比でほぼ倍となる二百店の専門店を拠点に、地道にブランドイメージを高める作戦だ。
○六年二月に欧州専用のディーゼル車を発売したのを皮切りとして、販売車種も充実させる。 ○七年は旗艦車種「LS」(セルシォの後継車)のハイブリッド車も投入。

環境性能を前面に出すことで、他社との差別化を図る考えだ。 高級車の本場、欧州でどこまで通用するか。
米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて世界一が確実となったトヨタにとって、大きな挑戦となる。 首都プラハから東に六十キロほど離れたチェコ・コリン市。
高速道路のインターチェンジを降りると、敷地面積百二十四万平方メートルの巨大な工場が目の前に広がった。 トヨタ自動車が仏プジョー・シトロエングループ(PSA)と折半出資しニ○○五年二月に稼働した合弁工場。
トヨタが欧州専用に開発した小型車「アイゴ」やPSAのンスエ場で生産する「ヤリス」百本名ヴィッッ)より一回り小さい。 価格も九千ユーロ(約百四十万円)前後と安く、小型車が主流の欧州でシェア(市場占有率)拡大に向けた戦略車の役割を担っている。
チェコは鉄鋼や機械などの製造業が盛んな土地柄。 トヨタ以外でも、独フォルクスワーゲン(VW)グループの自動車メーカー、シュコダが三カ所に工場を持つほか、ヒュンダイ低価格を武器に販売を伸ばす韓国の現代自動車も○八年をめどに工場進出する計画だ。
最大の魅力は労働力の安さ。 旧共産圏のチェコは、ドイツに比べ人件費が十分の一程度にとどまる。

オーストリアの自動車部品メーカー、マグナシュタイャーのレンメル社長は「仕入れ先をドイツから東欧のスロベニァの企業に変えたら、三割のコスト削減ができた」と話す。 スロバキアやハンガリーなど旧共産圏の他の東欧諸国もほぼ同じで、トヨタは○二年にポーランドでもエンジン生産を開始している。
「今後、われわれが西側で自動車工場を建設することはないだろう」○五年二月、ジュネーブ国際自動車ショーでPSAのF会長はこう語った。 チェコなど東欧十カ国は○四年五月、欧州連合(EU)に加盟。
西側先進国との貿易、が非課税となり、生産拠点としての魅力が一段と高まった。 EU内の自動車生産で東欧が占める比率は現在別%程度。

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